沖縄の生活史

沖縄の生活史 / 石原昌家 【本】沖縄の生活史 本/雑誌 / 石原昌家/監修 岸政彦/監修 沖縄タイムス社/編沖縄の生活史【電子書籍】 石原昌家沖縄の生活史 石原昌家沖縄の生活史 石原昌家 岸政彦 沖縄タイムス社 人文 ノンフィクション
 

商品の説明

  • 出荷目安の詳細はこちら内容詳細100人が語り、100人が聞いた、沖縄の人生。たくさんの小さな声を織り上げた、膨大な聞き書き集。沖縄タイムス紙上での連載記事「沖縄の生活史〜語り、聞く復帰50年」に、新たに15本の語りと、監修者のまえがき、あとがきを加え、待望の書籍化。目次 : あの時の東京はね、お店の正面に「沖縄者お断り」って書いてあったんだよ。野蛮人と言ってから/ 「おい、比嘉君ね、これからが僕らの時代だよ」って言うんだよ/ おじー必ず、運転したいって言ってさ、どうしても運転したいって/ 爆弾の破片とか、買いに来る業者がいたわけ。家にね。そこの業者さんに売ったりしてた。小遣い稼ぎ。一キロ売ったらいくらだよということで/ 耕運機買うのも、吉本家が初めて。開墾するのも、吉本が初め。みんなやらないわけよ、こんなの/ なんでないのって聞いたら一番上の兄が(給料を)そっくり持っていってあるわけよ/ 努力しなくても、なんとかなるさじゃないわけよ。努力しての結果が「なんくるないさ」、それ全然違うね/ 裏返して、僕の住所を書いたわけ。その時にまぁ、ポロポロポロポロ泣いたよ/ ブランクなくドラムたたいてきたから、俺みた...
  •  

    商品の説明

  • ご注文前に必ずご確認ください<商品説明>100人が語り、100人が聞いた、沖縄の人生。たくさんの小さな声を織り上げた、膨大な聞き書き集。沖縄タイムス紙上での連載記事「沖縄の生活史〜語り、聞く復帰50年」に、新たに15本の語りと、監修者のまえがき、あとがきを加え、待望の書籍化。<収録内容>あの時の東京はね、お店の正面に「沖縄者お断り」って書いてあったんだよ。野蛮人と言ってから「おい、比嘉君ね、これからが僕らの時代だよ」って言うんだよおじー必ず、運転したいって言ってさ、どうしても運転したいって爆弾の破片とか、買いに来る業者がいたわけ。家にね。そこの業者さんに売ったりしてた。小遣い稼ぎ。一キロ売ったらいくらだよということで耕運機買うのも、吉本家が初めて。開墾するのも、吉本が初め。みんなやらないわけよ、こんなのなんでないのって聞いたら一番上の兄が(給料を)そっくり持っていってあるわけよ努力しなくても、なんとかなるさじゃないわけよ。努力しての結果が「なんくるないさ」、それ全然違うね裏返して、僕の住所を書いたわけ。その時にまぁ、ポロポロポロポロ泣いたよブランクなくドラムたたいてきたから、俺みたいにいろんな...
  •  

    商品の説明

  • <p>2022年5月に、日本復帰50年を迎えた沖縄。これを節目として、沖縄の歴史とともに生きてきた人々の来し方を聞き取って文章に残そう、という沖縄タイムス社の企画が結実したのが本書である。沖縄タイムス紙上での募集に応えた「聞き手」たちが、それぞれ思い思いの「語り手」を選び、その人生を聞き取って生活史として仕上げた。紙上に、およそ半年以上にわたって連載された85篇に加え、新聞には掲載しなかった15篇を合わせた、計100篇の生活史がここにまとめられている。巻頭と巻末にはそれぞれ、監修者のまえがき、あとがきを収録する。「私は本書のどの語りの、どの部分を読んでも、深い感慨と感動をおぼえます。ここには語り手たちが経験した「沖縄の戦後」が、確かに存在するのです」(岸政彦、まえがきより)「数多くの沖縄の人たちから聞き取りしてきたにもかかわらず、庶民の生活の奥深くに分け入り、心の襞に触れるところまでは、聞き取りはしていなかったか、と思わざるを得ない語りにも出会えました」(石原昌家、あとがきより)</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場...
  •  

    商品の説明

  • 石原昌家 岸政彦 みすず書房オキナワノセイカツシ イシハラマサイエ キシマサヒコ 発行年月:2023年05月16日 予約締切日:2023年03月07日 ページ数:880p サイズ:単行本 ISBN:9784622095989 石原昌家(イシハラマサイエ) 1941年、台湾宜蘭市生まれ、沖縄県那覇市首里出身。沖縄国際大学名誉教授。沖縄の生活史、戦争体験などの研究。1970年から沖縄県史、各市町村史字誌などの編纂執筆にかかわる。沖縄の各平和資料館企画に参加。第三次家永教科書訴訟(沖縄戦部分)や沖縄靖国神社合祀取消裁判等の専門家証人として証言。全戦没者刻銘碑「平和の礎(いしじ)」の刻銘検討委員会元座長等歴任 岸政彦(キシマサヒコ) 社会学者・作家。1967年生まれ。京都大学教授。専門は沖縄、生活史、社会調査方法論。主な著作に『断片的なものの社会学』(朝日出版社、2015、紀伊國屋じんぶん大賞2016受賞)、『東京の生活史』(筑摩書房、2021、紀伊國屋じんぶん大賞2022・毎日出版文化賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) あの時の東京はね、お店の正面に「沖縄者お断り」って書いてあったんだよ。野蛮人と言ってから/「おい、比嘉君ね、...
  •  

    商品の説明

  • 沖縄の歴史とともに生きてきた人々の声が聞こえる『沖縄の生活史』2022年5月に、日本復帰50年を迎えた沖縄。 これを節目として、沖縄の歴史とともに生きてきた人々の来し方を聞き取って文章に残そう、 という沖縄タイムス社の企画が結実したのが本書である。 沖縄タイムス紙上での募集に応えた「聞き手」たちが、 それぞれ思い思いの「語り手」を選び、その人生を聞き取って生活史として仕上げた。 紙上に、およそ半年以上にわたって連載された85篇に加え、 新聞には掲載しなかった15篇を合わせた、計100篇の生活史がここにまとめられている。 巻頭と巻末にはそれぞれ、監修者のまえがき、あとがきを収録する。 「私は本書のどの語りの、どの部分を読んでも、深い感慨と感動をおぼえます。 ここには語り手たちが経験した「沖縄の戦後」が、確かに存在するのです」 (岸政彦、まえがきより) 「数多くの沖縄の人たちから聞き取りしてきたにもかかわらず、 庶民の生活の奥深くに分け入り、心の襞に触れるところまでは、 聞き取りはしていなかったか、と思わざるを得ない語りにも出会えました」 (石原昌家、あとがきより) まえがき 岸政彦 あの時の東京はね、お店の正面に...
  • 上に戻る