ご注文前に必ずご確認ください<商品説明>清朝末期の最高権力者・西太后に仕えた女性の迫真の手記。百五十品もの豪華な食事と、自ら演出した芝居に時を費やす贅沢な日常。西洋文化を嫌いながらも、写真機やロシアから来た曲馬団に大興奮。著者に心を許し、戊戌政変や、自ら「生涯唯一の誤り」という義和団の乱の内幕を語る。陰険な宦官、不遇の皇帝・光緒帝の描写も生々しい。<収録内容>序の巻宮中にて宮中の芝居西太后との午餐西太后の覲見西太后に侍して宮廷の事ども宮眷たち光緒皇帝皇后様私どもの服装西太后とコンガー夫人西太后の画像光緒皇帝の万寿節中秋節万寿山の離宮召見の間新年の行事海の離宮結びの巻<商品詳細>商品番号:NEOBK-2828330Toku Yowai / [Cho] Ota Shichiro / Yaku Tanaka Katsumi / Yaku / Nishi Futoshi Kisaki Ni Jishi Te Murasaki Kinjo No Ni Nenkan / Original Title: Two Years in the Forbidden City (Kodansha Gakujutsu Bunko)メディア:本/雑誌重量:250g発売日:2023/02JAN:9784065308165西太后に侍して 紫禁城の二年間 / 原タイトル:Two Years in the Forbidden City[本/雑誌] (講談社学術文庫) / 徳齢/〔著〕 太田七郎/訳 田...
<p>清朝末期、半世紀にわたって権力を握り続けた西太后を、側近として見つめた女性による迫真の手記。<br /> 満洲人外交官の父親のもと、フランスで語学力を身につけた著者・徳齢は、1903年から1905年まで、通訳兼女官として晩年の西太后に仕えた。そこで目にしたのは豪華な食事と太后自ら演出した劇に時を費やす贅沢な日常だった。普段は離宮・頤和園で過ごし、正式な宮廷行事の時のみ、何十人もの女官や宦官を連れた大行列で紫禁城に赴いた。西太后はキリスト教を嫌い中国古来の風習を誇りにしながら、写真など西欧技術には関心をもち、ロシアから来た曲馬団にも大興奮。聡明な著者に心を許し、戊戌の変法の内幕や、自ら「生涯唯一の誤り」という義和団の乱の真相を語る。そして、後にアメリカで文筆家として大成する著者のジャーナリスティックな視線は、陰険な宦官たちや、不遇の皇帝・光緒帝の実像など、宮廷の人々にも向けられていく。<br /> 本書の原著Two years in the Forbiddencityは英語で執筆され、西太后が没して3年後の1911年、辛亥革命の年に上海で刊行されて、いまも版を重ねている。<br /> [日本語版原本:『西太后に侍して』生活社1942年、研文...